就職面接は自分を見つめ直すよい機会になる
就職や就活の面接は、自分や家族、環境を見つめ直すよい機会になります。
小手先の面接マナーやテクニックを学んで、それをうまく用いることが出来たとしても、実際に働き始めればメッキはすぎに剥がれてしまうものです(入ってしまえばこちらのものという考えもありますが)。
就職面接では主に、これまでの各種の経験や志望動機、能力、コミュニケーション、希望、ビジョンなどを問われます。
模範回答は求められていない
就職面接の対策で間違えてはいけないことは、質問に対する模範回答を覚えてそれを暗唱することではないということです。そんなことを採用担当者が望んでいると思いますか?
就職面接の対策で必要なことの第一は、その場ですぐに思い出せない、まとめ辛いことを予め整理しておく作業です。面接が終了したあとに思い出せても、このように回答すればよかったと思っても、遅いのです。
回答してみよう
インターネットで検索すれば、就職面接のよくある質問、101の面接質問集などを書いてあるウェブサイトがいくつか見つけることができます。
それらの質問について順番に自分の頭で考えて、1分以内の回答を行なってみてください。
経験やその対処が整理され、能力に気付きを得られ、自分の気持ちの明確な点、逆に不明確な点が明らかになりましたか?
就職面接の準備は、自らを見つめ直すことができるとてもよい機会なのです。
たとえ、就職や転職の予定がなくても、定期的に質問に回答してみるのもよいでしょう。時が流れ、能力や環境に変化があれば、同じ質問に対しても回答の内容が変わってくるはずです。