転職フェア 無駄 時間 交通費

転職フェアは無駄な時間と交通費を使うだけなのか 転職フェアを有効活用する方法

転職フェアに行くと、無駄な時間と交通費を使ってしまったと後悔した話が多くあります。

どんな点でそう感じたのか、無駄にしないためにはどうすればいいのかをまとめました。

転職フェアは無駄な時間と交通費を使うだけなのか

転職フェアに行くと、無駄な時間と交通費を使ってしまったと後悔した話がインターネット上にたくさんあります。

転職フェアは、残念ながら万人に対して有用ではないようです。

それでも、定期的に全国の都市で繰り返し開催されるということは、転職フェアを望んでいる企業、転職フェアを望んでいる転職者が常にいるという表れです。

転職フェアに行って後悔してしまった人がどんな点に後悔したのか。後悔しないために事前にやっておくべきことは何なのか。

転職フェアを有効に活用して、時間と交通費の無駄にしない方法についてまとめました。

転職フェアの講演を楽しむ

転職フェアでは、求人している企業がブースを出しているだけはありません。

有名人の講演があったり、講座を設けている場合があります。

大企業の経営者やビジネス書の著者、有名な論客や哲学者、心理学者、転職アドバイザーなどが呼ばれています。

開催される転職フェアで、どんな講演や講座、セミナーが行なわれるのか調べてみて、1つでも興味があれば行く価値があります。

本来ならば、1万円以上の参加費を支払いしなければ聴けないような人の講演や講座を無料で受けられるのなら、時間と交通費を使う価値が十分にあります。

転職フェアで履歴書用の写真を無料で撮影してもらえる

転職フェアでは、履歴書用の写真を無料で撮影してもらえるサービスを行なっていることが多くあります。

無人機で撮影しても1000円前後の料金がかかります。

そんな履歴書用の写真を写真撮影のプロが撮ってくれる無料サービスを利用しない手はありません。

転職フェアに出向くなら、服装や髪形もバッチリ整えている状況のはずです。

履歴書用の写真を撮影してもらうのにぴったりの状態です。

服装の乱れはもちろん、髪形や顔の角度などを細かく指示して、最良の1枚を撮影してもらえます。

ほかにも無料カフェコーナーや金券プレゼントなど転職フェアに行くだけで得することがあります。

転職フェアの出展企業と募集職種を必ず事前にチェックする

転職フェアで後悔した人のうち半数くらいがいい企業がなかったと言っています。

それは、とてもおかしな話です。

転職フェアに参加している募集企業は、フェア開催前から公開されています。

漠然と「いい企業がないかな」と転職フェアに行ってしまった人のほうに問題があります。

転職フェアには目的意識が必要です。

そのひとつが講演や講座、写真撮影でも構いません。

転職フェアの本筋は、言うまでもなく転職活動です。

転職フェアに出展している参加企業とその募集職種を事前にチェックして、転職したい企業、興味を引く企業があるか、見ます。

必要に応じて、その企業のサイトに接続して、企業の概要や求人ページを閲覧して、調べておきます。

採用したい企業側は、そういった手間をかけてくれた人かどうかもしっかり見ています。

こと細かに指示しなくても仕事が出来る人かどうか判断できるからです。

転職フェアは面接まで進めない人には大きなチャンス

転職フェアは書類選考でいつも落とされてしまう人にとって大きなチャンスの場です。

なぜなら転職フェアの出展ブースへ出向けば、書類選考をパスして、いきなり面談へ進むことが出来るからです。

予選免除みたいなこの展開は、就職するのにすごく有利な状況です。

先入観なく面談であなたを判断してもらえます。

転職フェアは話し下手な人にとって敵を避けて素通りするダンジョンになりがち

人見知りの人やあがり症の人、自ら行動したり話かけたりすることが苦手な人には、転職フェアはどうやって仕掛ければよいのかさえわからない攻略情報がないダンジョンみたいなものです。

転職フェアと転職エージェントに登録した場合の大きな違いは、転職フェアでは待受けている企業の出展ブースに自ら出向いていって会話しないと何も始まらないということです。

会話が苦手な人にとっては、企業のブースが立ち並んでいる通りをただパンフレットを収集するだけが精いっぱいかもしれません。

転職で人気企業なら社員みな忙しく対応していて、企業側から話しかけてもらえません。無駄に椅子に座って待たされて時間だけが過ぎていくこともあります。

社員が手持ち無沙汰に暇そうにしているところは、不人気な企業ブースだけです。

人気企業は素直に転職エージェント経由で面接に進むのがおすすめです。

転職フェアも万能ではありません。

勉強や知識、テクニックを得る場所と割り切って臨むことも必要です。

転職フェアと転職エージェント登録をうまく使い分けて転職活動を有利に展開しましょう。